
というお悩みをお持ちではありませんか?
そこで、低予算でできる熱中症予防の方法をご紹介していきます。
本当は「無料の」と書きたかったのですがダメでした。

「自動車工場の夏は暑すぎてつらい」
「毎年、いろんな暑さ対策を試したがすべて上手くいかなかった」
「効果がある対策を見つけないと、年をとると本当に熱中症でライン作業中に倒れるかも?」
僕のオリジナルの低予算でできる熱中症予防の方法は以下の通りです。
- 全身発汗に早く慣れる+飲み物は水だけ
- 呼吸は鼻呼吸だけにする
- 急な温度変化をする場所は注意する
- 暑い時でも瞑想を習慣化する
僕は毎年夏になるとこの4つの行動をすべて実践しています。
すべて実践するのがベストですが、無理という方は優先順位の高い順に番号をつけましたので、1番から優先してチャレンジしてほしいです。
なぜ、この5つが熱中症に効果があるのかを、この記事で詳しくご紹介していきます。
具体的には、
- 全身発汗に慣れる
- 呼吸は鼻呼吸に集中する
- 急な温度変化には注意する
- 全身発汗しながらの瞑想
- まとめ
をご紹介していきます。
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全身発汗に慣れる

「全身発汗すると服やズボンがベトベトになるからイヤだ」
「全身発汗すると汗が冷えて風邪をひいてしまうのが心配」
風邪については口呼吸をしなければ発病しませんので、後で出てくる「呼吸は鼻呼吸に集中する」の章をご覧ください。
全身発汗についてマイナスイメージがあるかもしれませんが、思い切ってドバッと汗を全身から出しましょう。
全身発汗して汗と一緒に熱を放出しましょう。
全身発汗するための運動はHIITがオススメです。
以下のYouTube動画はドンドンしないHIITなのでご近所様に迷惑がかかりません。
全身発汗するため、水は意識して多めに飲んでください。
間違えても、清涼飲料水や野菜ジュースで水分補給しないように注意ですよ。
全身発汗→×ポカリなどの清涼飲料水
全身発汗→◯常温の浄水
飲み物は水だけにする

「夏の暑い日はビールが美味しい」
「水だと味がないし塩分が取れないので、清涼飲料水がオススメって習ったけど?」
もっと細かく指示すると冷水もダメです。
僕は夏の30℃以上の日でも、クリンスイで浄化した水を常温のまま飲むか、ケトルで沸かした白湯(お湯)をフーフーしながら飲んでます。
この前、久しぶりに缶コーヒーを買って飲んでみましたが、結果は最悪でした。
飲んですぐに体調が悪くなっただけでなく、布団に入っても寝付けなくて体の節々がピクピクするのです。
清涼飲料水もダメです。あの飲み物の中にはいろんな成分が入っており、特に糖分が多いです。
この多量の糖分が原因でジュース依存になるかもしれません。
そしたら、お金がかかるし糖尿病になる可能性が高まります。
期間工の方はわかってくれると思いますが、工場はゴミの分別が厳しいので、ペットボトル1本のゴミの分別にすら難儀してストレスです。
ジュースを買って飲んでも何もいいことがありませんね。
ダイソーなど100均で水筒を買って、それに浄水器で浄化した水を入れて工場で飲めばいいのです。
呼吸は鼻呼吸に集中する
呼吸は鼻呼吸だけにしてください。
鼻呼吸はいいことばかりなので、この機会にぜひ習得してくださいね。
鼻呼吸は脳を冷やすので熱中症対策になる
再度掲載しますが、熱中症は体内に熱が籠ることが原因で体調不良になります。
実は脳は特に熱が籠りやすいといわれています。
確かに、頭蓋骨で覆われているので納得できますね。
鼻呼吸は脳を冷やす呼吸法だと注目されています。
理由は、鼻呼吸をすると外の空気が鼻の中に入るため鼻の奥の毛細血管を冷やします。
血管が冷えるので、流れる血液も同時に冷やされます。
その冷えた血液が鼻のすぐ上の脳へ流れるため、結果的に鼻呼吸は脳を冷やすのです。
鼻呼吸で自律神経を整えよう
鼻呼吸を意識してゆっくりすると、自律神経が整うためいいことばかりです。
例えば以下のメリットがあります。
- リラックス効果
- ストレス解消
- 睡眠の質の向上←重要!
- 集中力のUP
特に上から3番目が重要で、睡眠の質が向上することで昼間の熱中症のリスクを下げる効果が期待できます。
このように、鼻呼吸はメリットばかりなのですが、デメリットもあります。
それは無表情になることです。
人によっては不機嫌な顔になるかもしれません。
ここを改善するために、ニッコリ微笑む習慣も一緒に取り入れてみてくださいね。
風邪は扁桃腺の炎症が原因
風邪が発病する原因は扁桃腺(へんとうせん)の炎症です。
扁桃腺とはベロの付け根の両側にあるコブのことです。
扁桃腺が炎症する原因を以下に書きます。
- 風邪ウイルスや細菌の感染
- 急な温度変化
- 口呼吸による口内乾燥
- 栄養不足
- 睡眠不足
上3つは鼻呼吸に集中すれば防止できると思います。
つまり、口呼吸により体はダメージを受けているのです。
鼻呼吸を習慣化して風邪をひかない体になってくださいね。
急な温度変化には注意する
急に温度変化する環境を以下に書きます。
- クーラーがガンガンに効いたお店の中
- 水のシャワーを頭から浴びる
- 帰宅後すぐにエアコンの冷房を強に設定する
- 冷凍・冷蔵庫を開けた時
急な温度変化は寒暖差疲労が起こり体や心に悪影響を与えます。
注意すべきは、口を必要以上に開けないことです。
口の奥は環境の急な変化に悪影響を受けやすい場所です。
上の章でご紹介した風邪はその典型ですね。
なので、急な温度変化する環境では、口を真一文字に閉じることをオススメします。
口を閉じると無表情になるので微笑みは絶やさないでくださいね。
エアコンと扇風機を併用する
無料でできる熱中症予防の方法と書けなかった理由はここです。
ここ最近の温暖化により、エアコンは使わざるを得ません。
エアコンの冷房と扇風機の二刀流で夏の暑さを乗り越えましょう。
睡眠中の冷房の設定温度は28℃、昼間の気温が35℃を超えたら冷房の設定温度を32℃にしてエアコンをつけてください。
全身発汗しながらの瞑想
「全身発汗に慣れる」の章で、HIIT運動による全身発汗をオススメしましたが、この章では瞑想をして全身発汗をオススメします。
熱中症予防に瞑想をオススメする理由を以下に書きます。
- 瞑想中は呼吸に集中するので鼻呼吸の練習になる
- ストレスを減らせる
- 自律神経が整う
- 睡眠の質の向上
期間工は夜勤明けの睡眠の質が悪い人が多いはずです。
5分でも構わないので、瞑想をして昼間でもぐっすり眠れるようにすべきです。
方法は、熱中症予防として冷房はOFFにして扇風機のみで瞑想を行います。
椅子に座ってリラックスできる状態にして、目を閉じて自分の意識は「今、ここ」に集中してください。
「今、ここ」を意識する簡単な方法は、自分の呼吸を意識することです。
夏の昼間に瞑想をするので、扇風機だけではジットリと全身から汗が噴き出てきます。
ここで嫌だという感情は出さないでください。
嫌だという感情が出ると自分の意識がその感情へ向かいます。
なので、全身発汗をヨシとし受け入れてください。
ご自分の意識は常に呼吸に集中してくださいね。
まとめ
今回の記事では、低予算でできる熱中症予防の方法をご紹介してきました。
夏の自動車工場の中は昼勤も夜勤も暑いとわかっているはずなのに、毎年熱中症で働けなくなる期間工は多くいます。
きっと、暑いなぁ…と思ってるだけで、具体的な熱中症対策をしていないのかもしれません。
この記事を読んだ期間工のみなさんは、ぜひ熱中症対策をしてください。
この記事に書かれた対策は低予算でできます。
期間工に転職しようか検討中の人は、この記事の対策を参考にして行動すれば、夏の暑い日のライン作業を健康的にできるようになるはずなので安心してください。
たくさんある期間工の求人の中で、トヨタ期間工がオススメです。
僕の印象ですが、トヨタの工場は扇風機多め、スポットクーラー多めです。
現場リーダーさんはいい人ばかりなので、作業ができなくても柔軟に対応してくれると思います。
頭で考えているだけでは何も前に進みません。行動あるのみです。
本当に役に立つノウハウなので、ぜひ参考にしてくださいね。