というお悩みをお持ちではありませんか?
そこで、期間工初心者にはハードルが高いのでオススメしない工場の特徴をご紹介していきます。
この記事を読むと、避けるべき会社の特徴がわかりますので、逆に初心者でもやっていける期間工の特徴を理解できます。
そもそも、誰でも初めは未経験者です。
期間工の未経験から経験者へ、0→1をつまずくことなくクリアしたら、仕事に適応してしっかり稼いでくださいね。
具体的には、
- 期間工未経験者にはオススメしない工場の特徴4選
- まとめ
をご紹介していきます。
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期間工未経験者にはオススメしない工場の特徴4選
トラック関連の工場
普通乗用車の工場で組み付ける部品の原材料は、プラスティックやカーボンファイバーやゴムなど比較的軽いものばかりです。
一方、トラック関連の工場では、取り扱う部品が大きくて重いため、厄介なことがいくつかあります。
工場未経験の方はハードルが高いため、トラック関連の期間工は避けるべきです。
大きくて重たい部品を組み付けるのは思ってる以上にたいへん
大きくて重たい部品を片手で支えて、片手でボトルの締め付けをしている作業員の姿を想像してみてください。
この作業を、時間制限の中で1日何回も繰り返すのです。
期間工初心者の方にとって、平日は仕事が終わったら体力0でクタクタになり、当分の間は寮に帰ったらご飯を食べて寝るだけの生活になるでしょう。
慢性的な筋肉痛確定が何日も続くかもしれませんね。
インパクトドライバーも大きく重たい
ボルトを締め付ける時にエアーインパクトドライバーを使いますが、これも大きくて重いです。
僕はトラック工場で、ピストル型のインパクトドライバーを使った経験がありますが、重くて両手で扱っていましたね。
カッコつけて、片手で無理してインパクト作業してたら、右手がつったのを今でも覚えています。
僕の握力では、重すぎて片手で支えきれませんでした。
トルクレンチも大きくて重たい
トルクレンチは、ボルトやナットの大きさに比例します。
つまり、ボルトやナットが大きいとトルクレンチも長くて重たくなります。
トルクレンチは「カチッ」と音がするまで締め付けなければいけませんが、その音にたどり着くまで手動で締め付けをするのは、かなり筋力と体力を消耗します。
ボルトとナットも大きいので仮締めするのも一苦労
ボルトとナットが大きいと、手動で回して仮締めするのもコツが必要なのでたいへんかも知れません。
仮締めは筋力を使いませんが、神経を使うのでストレスです。
僕は仮締めのコツをつかむまで、ポロポロとナットを地面に落としてました。
重い部品を落とした時に足に当たるとかなり痛い
軍手をして作業をしますが、取り扱う部品が大きくて重たいため、持ち方が悪いと部品が手からすべって落ちます。
それが保護具で守られていないところに当たるとかなり痛いです。
下半身にあたらないように、腰を引いて部品を持つと、今度は腰が痛くなります。
なので、部品1つ持つのですら、コツを身に付けなければいけません。
やはり工場未経験者には、ハードルが高い現場でしたね。
1週間で作業着が本当に黒くなる
僕はトラックメーカーのフレーム工程で働いたことがあります。
画像を見るとわかりますが、フレームに組み付ける部品はすべて黒い塗装がされています。
これが軍手や作業着に接触すると、すぐに黒くなります。
1週間すぎると、本当に作業着の上着の前側は部分的に黒くなっていましたね。
なので、作業着は上下とも1週間ごとに寮に持ち帰って洗濯機を2回回して洗ってました。
少量多品種(多車種混流生産)の工場
自動車メーカーは在庫を抱えたくないので、ジャストインタイムで少量多品種の自動車を生産している工場が多くあります。
その情報は期間工の求人サイトで確認できる案件もあるかと思います。
ない場合は、自動車メーカーのHPより工場を検索して自分で調べるしかありません。
その少量多品種の製造システムを採用している工場は、期間工未経験の方にとってはハードルが高いため避けるべきでしょう。
その考えは大量少品種ならばOKだと思います。
しかし、真逆の少量多品種の工場はお客様のニーズに合った製品を作らなければいけないため、部品の種類が多いです。
もちろん、部品の取り付け間違いは許されません。
少量多品種の工場は、作業経験者であっても、ミスが許されないストレスの溜まる現場なのです。
残業が長時間ある工場
期間工未経験の方は、残業が毎日長時間ある工場は避けるべきだと思います。
特に、夜勤の長時間残業は肉体的にも精神的にもツライです。(工場経験者の僕でも今だにツライと感じます)
定時までの労働でもクタクタに疲れるのに、そこから残業を長時間するのは、工場初心者の方にはかなりハードルが高いです。
集中力がなくなると、作業に遅れたり作業ミスをするかもしれません。
残業が何時間なのか?を知る方法は、期間工の求人サイトの月収例のところに残業時間が表示されています。
求人サイトの月収例を見てもわからない場合は、面接で質問すれば教えてくれると思います。
例えば、トヨタ自動車の期間工求人サイトには、月収例で残業時間が月20時間と書かれています。きっと1日平均1時間未満なのでしょう。
「給与・待遇」の所に細かく記載されていますので、忘れないうちにご自身で確認してください。
土曜日の休日出勤が毎月2日以上発生する工場
工場が忙しいと、昼勤の土曜日は休日出勤になりがちです。
期間工未経験の方は、この休日出勤が月に2日以上ある工場は避けるべきです。
理由は土曜日の休日がつぶれるため休日の時間が短くなるからです。
お休みが短いと、しっかり休めずに先週の疲れが残ったまま月曜日の夜勤が始まることになります。(僕の経験談)
ちなみに、夜勤の休日出勤はないと思います。僕は経験したことはありません。
でも、期間工をするとわかりますが、夜勤終わりの土日休みって感覚的に短くてすぐ終わります。
やっぱり、休日としてしっかり休めてリラックスできるのは昼勤終わりの土日休みなんですよね。
通勤時間が長すぎる工場
入寮する場合、入寮先は会社都合で決定します。
期間工がどこの寮に入るのかわかりませんが、それでも寮と工場の通勤手段と通勤時間は調べておいたほうがいいです。
期間工の案件は全国にあり、僕がネットで調べた中には、バス通勤で1時間以上かかる寮がいくつかありました。
この場合だと、往復で2時間、しかもバスが停留所にバスが到着するまで待たなければいけません。
通勤だけでストレスが溜まりますよね。
それと、バスの長時間通勤だと、突発なことの影響を受けやすいです。
例えば、雨の日はバスの運転手はいつもより安全運転を心がけますので、どうしても通勤時間がより長くなります。
それから、通勤ルート上で事故があって交通規制が発生すると、さらに通勤時間が伸びるでしょう。
年に数日ある雪の日も通勤に影響がありそうですね。
まとめ
今回の記事では、期間工初心者には、ハードルが高いのでオススメしない工場の特徴4選をご紹介してきました。
未経験者の方は、この記事に書かれた工場を避けて期間工選びをすれば、大きな失敗をせずに仕事と寮生活にスムーズに適応できると思います。
「期間工になった理由は稼ぎたいから」というお金だけで期間工選びをするのは視野が狭いのでは?と思います。
ご自分の人生なので、ワークライフバランスを考えながら総合的に判断して期間工選びをしてもらえたら幸いです。
ワークライフバランスによりプライベート時間が多くなったら、副業に挑戦するチャンスも生まれます。
本当に役に立つノウハウなので、ぜひ参考にしてくださいね。